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「パーマも復活したようになっています」乾かすだけでまとまる髪へ、毛先のカットとカラーを考えた理由

KAZU HAIR JOURNAL


パーマをかけているのに、自分で乾かすとまとまらない。

形が出なくなってきたら、もう一度パーマをかけた方がいいのか。

そんなとき、僕はまず、今の毛先がどうなっているのかを見ます。

今回のお客様からは、施術後、乾かした段階で、こんな言葉をいただきました。

「かなり綺麗になりましたね。パーマも復活したようになっています」

新しくパーマをかけたわけではありません。

バックは2〜3cm、サイドとトップは毛先を数ミリ整えています。

僕自身も、乾かした髪を見て、柔らかくなり、毛先の内巻きの収まりが良くなったと感じていました。

パーマが残っていても、まとまらないのはなぜ?

今回のお客様は、50代の女性です。

以前にデジタルパーマやパーマをされていて、パーマが残っている部分のパサつきと、細くなった毛先が気になっていました。

バックには、硬くなって柔らかさが失われている部分もありました。

僕は、パーマの形が残っていても、毛先が硬くなったり、先端がパサついてまとまらなくなったりしていると、乾かすだけでは収まりにくいと考えています。

パーマがあることと、その髪がまとまりやすい状態であることは、同じではないんです。

もちろん、乾かしてもまとまらない理由が、すべて毛先の傷みというわけではありません。

ただ、今回の髪を見た僕は、パーマを新しく足す前に、まとまりを妨げていると感じた毛先を整える必要があると判断しました。

施術前の髪の後ろ姿。パーマが残る中間から毛先のばらつきや、パサついて見える部分が分かる
施術前。パーマが残っている部分のパサつきや、毛先の状態を確認しました。

なぜ、カットするとまたパーマをかけたように見えるのか

硬くなった毛先や、パサついてまとまらない先端が残っていると、残っているパーマの形もまとまりにくい。

その部分を切り整えることで、毛先がまとまり、残っていたパーマの形が出やすくなることがあります。

今回、バックを2〜3cm切ったのは、柔らかさが失われていた部分を取り除くためです。

一方、サイドとトップは、毛先を数ミリ整えました。

全体を同じ長さだけ切るのではなく、その場所の髪を見て、切る長さを変えています。

これは今回のお客様が使っていた製品についての話ではありませんが、僕は、良いホームケアを使っていても、傷んで少しパサついた毛先が残ることはあると考えています。

そのときは、ケアを足すことだけでなく、今の毛先をどこまで残すかも考えます。

今回は、乾かすと柔らかさが出て、毛先が内巻きに収まりやすくなっていました。

傷んだ髪やパーマそのものが元に戻った、という話ではありません。

毛先を整えたことで、残っているパーマを活かしやすい形になった。僕には、そう見えました。

なお、今回はカットに加え、カラーや髪・頭皮のケアも行っています。仕上がりの変化を、カットだけによるものと決めることはできません。

切って整えた髪に、これから何を重ねるか

僕が大切だと思っているのは、今回カットしてまとまったことだけではありません。

これから、できるだけダメージを重ねないことです。

パーマで髪に負担がかかる。

さらにカラーでも負担がかかる。

それを繰り返していると、パーマの形をつけていても、毛先の柔らかさやまとまりを保ちにくくなるのではないか。僕は、そう考えています。

今回の硬さやパサつきの原因を、過去のパーマやカラーだけで断定することはできません。

それでも、パーマの履歴があり、実際にバックの毛先に硬さがある髪に、これからもカラーを重ねていく。その負担は考えていきたいんです。

だから、今回はカラーにも香草カラーを選びました。施術は、髪質・頭皮改善Dコースで行っています。

香草カラーなら、髪や頭皮への負担がまったくないという意味ではありません。

今回のお客様の髪の状態と施術履歴を見て、これからの負担に配慮しながらカラーを続けるための選択です。

今あるパーマをカットで活かすこと。

その髪に、これからどんな施術を重ねるかを考えること。

僕は、その両方が、自分で乾かしてもまとまる髪につながると考えています。

お客様の一言が、やっぱり嬉しい

今回は、毛先を整えれば、今よりまとまりが良くなると見込んでいました。

僕にとっては、施術前から見込んでいた変化です。

でも、頭の中ではできると思っていても、できなかったら、という気持ちもあります。だから、先に「こうなります」とはお伝えしていませんでした。

実際にカットして乾かした髪を見て、お客様から「パーマも復活したようになっています」と言っていただけた。

見込んでいた形になり、お客様にも変化を感じていただけたことが、嬉しかったんです。

160℃のストレートアイロンで仕上げた後の髪の後ろ姿。毛先が柔らかく内巻きに収まっている
バックを2〜3cm、サイドとトップの毛先を数ミリカット。写真は160℃のストレートアイロンで仕上げた後です。
お客様がこの言葉を話されたのは、写真を撮影する前の、乾かしただけの段階です。

自分で乾かしたときの綺麗さまで

美容室で髪を整えるとき、僕が目指しているのは、ご自宅で乾かしたときにもまとまることです。

そのために、今の毛先をどう整えるかと、これからの髪にどんな負担を重ねるかを、一緒に考えています。

大阪市生野区・桃谷のKAZU Hair Atelier&Rebornでは、その日の髪と施術履歴を見ながら、カットやカラーの方法を選んでいます。

今回、お客様が乾かした髪の変化を喜んでくださった。その実感を、ご自宅での扱いやすさにもつなげていきたいです。

次のご来店では、ご自宅で乾かしたときの様子も伺いながら、毛先の収まりやパサつきを確かめていきます。

パーマをかけているのにまとまらないと感じている方も、かけ直すか決める前に、今の髪の状態から一緒に考えられたらと思います。


今回の施術コースについて

髪質・頭皮改善Dコース

初回カウンセリング/美髪メンテナンスカット/カラー/髪質・頭皮改善ヘアエステ(12工程)/髪質・頭皮改善ヘッドスパ

初回料金:16,800円(税込)

通常料金:23,600円(税込)

初回の施術時間:約3時間30分

通常の施術時間:約3時間

※2026年10月時点。初回料金は初めてご来店の方が対象です。初回の施術時間にはカウンセリングを含みます。髪の長さや状態、施術内容によって時間が前後する場合があります。肩下はロング料金として+1,000円、選ぶオプションによって料金が異なる場合があります。

今回は、香草カラーを使用しました。

カラーは、高濃度美容液カラー・香草カラー・ヘアマニキュアから、髪や頭皮の状態、希望する明るさ、施術履歴などを確認して選びます。どれを選んでも、カラーの種類による料金の違いはありません。

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吉田 行範

吉田 行範

KAZU Hair Atelier & Rebornの代表、20年以上のキャリアを持つ髪質改善のスペシャリストで、ダメージヘアや頭皮トラブルの改善に情熱を注いでいます。「髪の健康は美の基盤」という信念のもと、独自の技術と最新のトリートメントを駆使してお客様一人ひとりの髪の悩みに真摯に向き合い、最適な施術プランを提案します。薬剤や施術方法にも細心の注意を払い、髪に負担をかけない優しいアプローチを実践しています。常に新しい技術と知識を取り入れ、最高のサービスを提供することに情熱を注いでおり、多くのお客様から信頼を得ています。髪質改善に興味がある方や今の髪に満足していない方は、ぜひKAZU Hair Atelier & Rebornにお越しください。健康で美しい髪を取り戻すお手伝いをいたします。

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